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パッション
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<キャスト>
ジム・カヴィーゼル(「シン・レッド・ライン」)
モニカ・ベルッチ(「マトリックス リローデッド」)
マヤ・モルゲンステルン(「ユリシーズの瞳」)

<スタッフ>
監督:メル・ギブソン(「ブレイブハート」アカデミー賞受賞)
製作:メル・ギブソン、ブルース・デイヴィ 、スティーヴン・マクヴィーティ
製作総指揮:エンゾ・システィ
共同脚本:ベネディクト・フィッツジェラルド、メル・ギブソン
製作年:2004年/製作国:アメリカ
カラー/2時間07分

<採点>
60点

<ストーリー>
イエス・キリストの最後の12時間と復活の物語。紀元前1世紀のエルサレム。十二使徒の1人であるユダの裏切りによって大司祭カイアファの兵に捕らえられたイエスは、救世主を主張する冒涜者として拷問され始める。

<感想>
上映当時から話題作で、見てみたいなと思っていた映画の1つです。映画自体の作りはすばらしいものなのかもしれません、だけど僕にはちょっと、とっつけなかったです…途中で何度も見るのをやめようと思いました。
とにかく拷問の描写が激しくて、僕にとっても拷問な二時間でした。まず、予備知識がないので、拷問シーンに目がいってしまうんですよね。処刑される意味もあまりわからなかったです。聖書などを読んでいたら違った見方ができたのかもしれませんね。
とにかく、僕は後味の悪い映画も好きなんですが、これはちょっと無理でした。妙に現実感があったので、とにかく辛かったです。

怖いと思ったのは人間ですね。鞭でなぶって、高らかに笑いあう集団。徒党を組んで、一人の無抵抗の人間を拷問する。悪い言い方だけど、すごく胸くそ悪かった…でも、こういった群集心理ってのは、現代人にも通ずるところがあると思うので、その醜さや愚かさや怖さなど、胸に伝わってくるものはありました。

この映画は賛否両論わかれるんでしょうね。とりあえず僕にとっては良くも悪くも、衝撃作でした。後々残りそうな映画ですが、二度と見ないと思います。気になったのは、R指定がなかったような気がするんですが、こんなの子供に見せていいんでしょうか?
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# by amaki_ichigo | 2005-03-19 20:14 | DVD
バティニョールおじさん
c0073405_8512635.jpg<キャスト>
ジェラール・ジュニョ (「コーラス 」)
ジュール・シトリュック
(「ぼくセザール 10歳半 1m39cm 」)

<スタッフ>
監督・脚本:ジェラール・ジュニョ
(「パリの天使たち 」)
製作年:2002年/製作国:フランス
カラー/1時間43分


<採点>
75点

<ストーリー>
1942年、ナチス占領下のパリ。肉屋を営むごく普通の男エドモン・バティニョールは、口うるさい妻と世渡り上手な娘、ドイツ軍へ協力する娘婿にも、できるだけ無関心を装っていた。そんなある日、隣人のユダヤ人医師一家がドイツ軍に検挙されてしまう。図らずもそれに手を貸したことになってしまったバティニョール。しかしその後、運良く逃げ出してきた少年シモンを戸口で見つけた時から、バティニョールの中で何かが変り始める。はじめは一晩だけシモンをかくまうつもりが、シモンの2人の従妹と一緒に、スイスへの逃亡の旅に出ることに!夜汽車での移動、厳しい検問所など、命がけで難関を突破しながら、子供たちとの心の交流を深めていく…

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<感想>
おじさんが、危険を顧みることもなく、子供を助けていく。って事だけど、そのおじさんがごく普通のさえないおじさんで、しかも少しずつ正義感が芽生えていく様に共感ができました。
好きなシーンもいくつかあって、逃亡途中におじさんが警官に見せる言動が特に良かったです。いつの間にかスゥーっと涙がでていました。

ユダヤ人の迫害がテーマの映画はいくつか見てきたけど、見終わった後に気持ちが晴れやかになったのは始めてですね。僕的には晴れやかすぎたので、現実感が薄れてしまいましたけど…
それに一部分あまり納得出来ないシーンもありました。『え?』って思いましたね。そのシーンはない方がって思いました。人それぞれ感じ方があるとは思いますけど。それ以外の部分、映像や映画の中での時間の流れ方などはすばらしく、ストレスも感じなかったです。

とにかく、僕自身の好き嫌いはさておき、いい映画だと思います。きっと、大切な優しさに触れる事ができるはず。基本のテーマが同じでも「戦場のピアニスト」はあまりに重いので、こんなハートフルな映画があってもいいと思いますね。どちらも、大切な事を伝えようとしている映画だとは思いますが…
あと、子役のジュール・シトリュックがかなり可愛いですね~。
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# by amaki_ichigo | 2005-03-16 08:58
キッチン・ストーリー
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<キャスト>
ヨアキム・カルメイヤー(「Lars l Porten」)
トーマス・ノールストローム(「The Hunters」)

<スタッフ>
監督・製作・脚本:ベント・ハーメル(「卵の番人」)
音楽:ハンス・マティーセン
製作年:2003年/製作国:ノルウェー・スウェーデン
カラー/1時間35分


<採点>
79点

<ストーリー>
1950年代初頭の北欧。ノルウェーの田舎に住む、年老いたひとり暮らしの男の元へ、スウェーデンの「家庭研究所」から調査員がやってくる。
調査の目的は、”独身男性の台所での行動パターン”を観察するためだ。台所の隅に、男を見下ろす奇妙な監視台が設置される。
調査される男と調査員の間には、「お互い会話にしてはならない」「いかなる交流ももってはいけない」などのルールが決められていた。最初は気を許さないふたりだったが、観察生活が続くうちに、男の生活に少しずつ変化が生まれてゆく・・・。

<感想>
「いい映画に出会えた」話の途中で、そう思いました。こういうの、好きな系なんですよね。なんていうか、淡々としたスローライフ映画が。
老人と、中年男がのんびりと友情を育んでいくんですけど、これがお二人ともはまっていて仕草や表情や行動が、微笑ましくて、なんだか可愛いんです。
静かで暖かくて、笑いのスパイスも忘れずに、色んな思いを含んで幕をとじてゆく。良かったです。ドアの開く音・監視台を上る音・歩いて床がきしむ音・雪を踏みしめる音、そんな些細な日常の音が、1つのアクセントとして、この映画を引き立たせてるかもしれないですね。
とりあえず、買いたいDVDリストに加えられましたね。話自体もあるようで、ないような感じですよね。自分のお家のキッチンで、見知らぬ男が高い位置から監視しているんですから w  

歳を重ねるにつれ、親友というのは作りにくくなっていくのかもしれません。今いる友達だけで十分だって気持ちがあるかもしれないし。今更…って思ってしまったり。新しい友人が出来ても、深くならなかったり、少し壁をつくってしまったり。きっと、そういう事ってあると思うんですよね。
やっぱり、連れ添った月日が長くって、過去の出来事も知っていて、自分の事を誰より分かってくれる。それは本当に大切な親友です。この先もずっと、そんな関係を続けていきたいです。そんな友達って、きっと何よりの宝物的存在なんだろうなと思います。
だけど、月日だけが問題じゃないんですよね。友達って年齢なんて関係ない。この映画を見て、気付かされました。突然なんらかの運命で、感覚的に、言葉のいらない友が出来る。ありきたりのような奇跡。そんなものをこの先の人生で、しっかりとつかんでいきたいなぁと思いました。

いつまでも胸にそんな感情を残し、ゆっくりとゆくっりと…
それも、1つの幸せの形だと思いました。
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# by amaki_ichigo | 2005-03-12 01:34 | DVD
白いカラス
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<キャスト>
ニコール・キッドマン (「めぐりあう時間たち」)
アンソニー・ホプキンス (「レッド・ドラゴン」)
エド・ハリス (「ビューティフル・マインド」)

<スタッフ>
監督:ロバート・ベントン(「クレイマー・クレイマー」)
製作:ゲイリー・ルチェッシ(「ミリオンダラー・ベイビー」) 
音楽:レイチェル・ポートマン(「スモーク」)
原作:フィリップ・ロス(「ヒューマン・ステイン」)
製作年:2003年/製作国:アメリカ
カラー/1時間46分


<採点>
74点

<ストーリー>
1998年、米マサチューセッツ州。名門アテナ大学の学部長コールマンは、ユダヤ人初の権威ある古典教授だった。だがある日の講義中に発した“スプーク”という一言が黒人学生への差別発言として波紋を呼び、辞職に追い込まれる。更にはこれにショックを受けた妻が間もなく亡くなってしまう。
それ以来、怒りと失意の日々を送るコールマン。そんな彼はある時、フォーニアという若い掃除婦と出会い、恋に落ちる。夫の暴力から逃げている彼女は辛い過去を背負っていた。やがて、コールマンは妻にさえひた隠しにしていたある秘密を彼女に打ち明けようと決意する。

<感想>
テーマは重いですね。こういった映画ばかり見ていると息がつまるけど、たまには見るべきかもしれません。ただ、人種差別やドメステッィク・バイオレンスなど、他にも色んなテーマが盛り込まれてるのに、人種差別以外あまり印象に残らなかったです。
登場人物に無理やり不幸を背負わしたような感じですね。人種差別だけに重点を置いた方が、見る側も、何がいいたいのか?ってのを理解しやすかったんじゃないかな?

「白いカラス」という邦題はうまいですね。原題は「THE HUMAN STAIN」。人間の傷という意味です。きっと原作を読んでみると、もっといいのかもしれません。
二コール・キッドマンの演技は「めぐりあう時間たち」の方が、断然よかった気もしました。

人それぞれ、どこでどんな荷物を背負うことになるのか分かりません。生まれながらだったり、生きていく過程でだったり、突然の事故だったり…
そこで、その荷物をどうするか。この映画は結局そんなことを言いたかったのかな? 人種差別は深刻な問題だけど、差別する側だけでなく、される側にもその痛みを増強する心があるんだなと。人間は、悲しみをさらに悲しみに追い込む時があって、それが色んなトラウマになったり、心が臆病になっていったりと、さらに問題を抱えていくんですね。
悲しみは量れない。だけど、1人抱え込むのはやっぱり切ない。僕らには、痛みを分け合える恋人や家族や友人が必要なんですね。
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# by amaki_ichigo | 2005-03-08 07:58 | DVD
セルラー
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キム・ベイシンガー(「8 Mile」)
クリス・エバンス(「ロック、ストック&フォー・ストールン・フーヴズ」)
ウィリアム・H・メイシー(「シービスケット」)
ジェイソン・ステイサム(「ミニミニ大作戦」)

<スタッフ>
監督:デヴィッド・エリス(「デッド・コースター」)
製作:ディーン・デヴリン(「インデペンデンス・デイ」)
製作年:2004年/製作国:アメリカ
カラー/1時間35分

<採点>
75点

<ストーリー>
高校教師ジェシカは突然、自宅に侵入した見知らぬ男たちに拉致される。監禁された部屋には粉々になった電話が一台。電話線を復旧させ、やっと繋がった相手は全く知らない若者ライアンだった。ジェシカと家族に命の危険が刻々と迫る・・・果たして誘拐犯の正体は? そして彼らの真の狙いは?

<感想>
うん。これは面白かった。ハラハラドキドキサスペンスなのに、お気軽に見れます。ダラダラと長く続く映画が嫌いな人には、かなりおすすめです♪無駄な部分もなく、いきなり本編に突入。ハチャメチャな部分もあるけど、見終わった後に爽快感と少しの感動が残りますね。

流行の映画ではないと思うのですが、何気なく見てみると、きっと大満足ですね。「24」が好きな人なら尚満足できそうです!ストーリー以外では、クリス・エバンスがかっこいい!!あと、ノキアの携帯が少し欲しくなりました w

ちなみに、レイトショーで見たのですが、こういう映画は眠さもふっとびますね!この日は、同価格でプレミアスクリーンで見れたので、さらに快適でした。全席フカフカのリクライニングシートで、足をめいいぱっい伸ばせ、さらには専用サイドテーブルも付いてました。はじめは落ち着かないなぁーなんて思ってましたけど、なんてことはない、最高に落ち着きますね~☆
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# by amaki_ichigo | 2005-03-07 02:27 | 映画館