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2005年 03月 26日 ( 1 )
列車に乗った男
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<キャスト>
ジャン・ロシュフォール(「髪結いの亭主」)
ジョニー・アリディー(「クリムゾン・リバー2/黙示録の天使たち」)

<スタッフ>
監督:パトリス・ルコント(「髪結いの亭主」)
音楽:パスカル・エスティーヴ(「イヴォンヌの香り」)
製作年:2002年/製作国:フランス
カラー/1時間30分

<採点>
77点

<ストーリー>
当て所もない旅を続ける訳あり中年男ミランは、フランスの小さな田舎町に降り立つ。ところがシーズンオフでホテルが開いていなかったため、偶然立ち寄った薬屋で出会った老人マネスキエの家に泊めてもらうことにする。自由奔放に好き勝手な人生を歩んできたミランと一度も街から出たことのない孤独な大学教授マネスキエ。何の接点もない2人の男が偶然に出会い、語り合ううちに、奇妙な友情が芽生えていく。やがて2人はそれぞれの人生を入れ替えられたらと思うようになる。

<感想>
基本的にルコント監督は好きですね。世界観がとても綺麗で、ストーリーにもすごく引き込まれてしまう。フランス映画が好きなら、とりあえずルコント作品を見て欲しいですね。
で、内容はというと。偶然出会った二人がその出会いを通して、叶わなかった別の人生を歩んでいくんですけど、この作品を友情でくくってしまうには、安易だと思う。きっと、もっと深いところにある、シンプルなものなんじゃないかな。深くてシンプルで、ってどっちやねん!て話ですよね w でも、うまく一言で片付けれないんです。

ラストには不服な人が多いみたいだけど、僕的には素晴らしかった。人それぞれ解釈も違うみたいです。重く感じたり、軽く思えたりね。悲しいのか、幸せなのか分かりにくいかもしれません。少し考えさせられます。だけど、僕はこれは絶対的幸せだろっと思いました。

この映画でいうと、人生はパズルのようなもの。1つずつ色んな思いを込めたピースをはめていき、最後のピースをはめると、そこですべてが終わる。でもね、最後には出来上がったパズルを引っくり返すんです。素晴らしいのは、バラバラになったピースに、同じものなんてないんですよね。そして、また新しいパズルを買いにいく。それが、第二の人生なのかもしれませんね。う~ん、ちょっと意味が分かりにくいかなぁ。
僕のパズルはまだまだ未完成で、色んな思い出や感情や経験を集めていってる途中なんだけど、最後のピースが近づくにつれ、うっすらと完成形が見えてきてしまうと、この映画の彼らのように考えるのかもしれないです。それは必ずしも悲しい事ではないと思う。とにかく、いい映画でした。
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by amaki_ichigo | 2005-03-26 19:03 | DVD