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2005年 03月 16日 ( 1 )
バティニョールおじさん
c0073405_8512635.jpg<キャスト>
ジェラール・ジュニョ (「コーラス 」)
ジュール・シトリュック
(「ぼくセザール 10歳半 1m39cm 」)

<スタッフ>
監督・脚本:ジェラール・ジュニョ
(「パリの天使たち 」)
製作年:2002年/製作国:フランス
カラー/1時間43分


<採点>
75点

<ストーリー>
1942年、ナチス占領下のパリ。肉屋を営むごく普通の男エドモン・バティニョールは、口うるさい妻と世渡り上手な娘、ドイツ軍へ協力する娘婿にも、できるだけ無関心を装っていた。そんなある日、隣人のユダヤ人医師一家がドイツ軍に検挙されてしまう。図らずもそれに手を貸したことになってしまったバティニョール。しかしその後、運良く逃げ出してきた少年シモンを戸口で見つけた時から、バティニョールの中で何かが変り始める。はじめは一晩だけシモンをかくまうつもりが、シモンの2人の従妹と一緒に、スイスへの逃亡の旅に出ることに!夜汽車での移動、厳しい検問所など、命がけで難関を突破しながら、子供たちとの心の交流を深めていく…

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<感想>
おじさんが、危険を顧みることもなく、子供を助けていく。って事だけど、そのおじさんがごく普通のさえないおじさんで、しかも少しずつ正義感が芽生えていく様に共感ができました。
好きなシーンもいくつかあって、逃亡途中におじさんが警官に見せる言動が特に良かったです。いつの間にかスゥーっと涙がでていました。

ユダヤ人の迫害がテーマの映画はいくつか見てきたけど、見終わった後に気持ちが晴れやかになったのは始めてですね。僕的には晴れやかすぎたので、現実感が薄れてしまいましたけど…
それに一部分あまり納得出来ないシーンもありました。『え?』って思いましたね。そのシーンはない方がって思いました。人それぞれ感じ方があるとは思いますけど。それ以外の部分、映像や映画の中での時間の流れ方などはすばらしく、ストレスも感じなかったです。

とにかく、僕自身の好き嫌いはさておき、いい映画だと思います。きっと、大切な優しさに触れる事ができるはず。基本のテーマが同じでも「戦場のピアニスト」はあまりに重いので、こんなハートフルな映画があってもいいと思いますね。どちらも、大切な事を伝えようとしている映画だとは思いますが…
あと、子役のジュール・シトリュックがかなり可愛いですね~。
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by amaki_ichigo | 2005-03-16 08:58