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ミリオンダラー・ベイビー
c0073405_11423942.jpg <キャスト>
ヒラリー・スワンク
(「ボーイズ・ドント・クライ」)
モーガン・フリーマン
(「ショーシャンクの空に」)
クリント・イーストウッド
(「パーフェクト・ワールド」)


<スタッフ>
監督・制作・音楽:クリント・イーストウッド
(「ミスティック・リバー」)
製作:アルバート・S・ラディ(「ゴッドファーザー」) 
製作年:2004年/製作国:アメリカ
カラー/2時間13分
第77回アカデミー賞 作品・監督・主演女優・助演男優賞受賞

<採点>
82点

<ストーリー>
トレーラー育ちの不遇な人生の中で、自分がひとつだけ誇れるのは、ボクシングの才能だけ。その思いを胸に、ロサンゼルスへやって来た31歳のマギー。彼女は、名トレーナーのフランキーに弟子入りを志願するが、フランキーは「女性ボクサーは取らない」と言ってマギーをすげなく追い返す。だが、これが最後のチャンスだと知るマギーは、フランキーのジムに入会し、黙々と練習を続ける。そんな彼女の真剣さに打たれ、ついにトレーナーを引き受けるフランキー。彼の指導のもと、めきめきと腕をあげたマギーは、試合で連覇を重ね、瞬く間にチャンピオンの座を狙うまでに成長。同時に、ふたりのあいだには、同じ孤独と喪失感を背負って生きる者同士の絆が芽生えていく。だが、彼らは知らなかった。その絆の真の意味を、試される時が来ることを……。

<感想>
作品すべてにおいてほぼ完璧です。アカデミー賞に輝いたのも頷ける。そして演じてる俳優さんがとても素晴らしい。
主演女優賞に輝いた、ヒラリー・スワンクがいいですね~。ボクシングも、かなりさまになっているし。どれだけの練習したんだろ…?日本の女優さんで、あそこまで役を極める人なんていませんよね。日本なら、強い女性の役の格闘シーンでも、結局、腰のはいってない『女パンチ』です。痛い訳ない!見ていて冷めてしまいます。でも、ヒラリーはそんな部分や、少し泥臭いところを実にうまく、完璧に表現しています。さすがです。クリント・イーストウッドにモーガン・フリーマンは歳を重ねるにつれ、いい味がでてきてるしね。深みのあるというか…なんかね、一瞬の表情に全部の言葉を詰め込んでるんですね。生きてきた証を目で語れる人達ですね。
この映画は隠と陽をうまく使いわけています。暗闇にポツンとシルエットが浮かび上がり、そこに希望や絶望が映し出される。
あと、何気に見てると気付かないシーンがあるのかもしれません。ゲール語というのが出てきますが、これはアイルランドの言葉みたいで、ヒラリーもイーストもアイルランド系アメリカ人のようです。ここが分からなくても十分、内容は理解できますし、楽しめるとは思いますが。
で、肝心の感想ですが、、物語りの後半からは、はっきしいって悲しくて、かなりヘビーです。登場は少ないけど、ヒラリーの母親や家族にね、も~~腹が立って仕方がない!観光帰りのTシャツとか、ありえないよ(鑑賞した人なら分かるかな?)。それがちょっと、わざとらしくも感じましたが。
で、ボクシングが題材になっていますが、ガチンコのどつき合いとかでなく、もっと精神的なところに重点がおかれています。深く悲しい親子愛だったり。永遠の恋だったり…
なにより。この映画の一番良かったところはね、鑑賞後もずっしりと重いんでなくて、少し爽やかに幕を閉じるとこなんですよね…そして、その後ゆっっくりと涙を誘うんです。後から後から、この映画を思い出す度に、『あぁいい映画だったな~』っと思うタイプですね。
全然内容は違うけどショーシャンクの空にを思い出しました。もっとも、あんなに軽くないですが…。ん?モーガン・フリーマンのせいかな ww ?
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by amaki_ichigo | 2005-06-12 11:45 | 映画館