ブログトップ
スイミング・プール
c0073405_656533.jpg<キャスト>
シャーロット・ランプリング(「まぼろし」)
リュディヴィーヌ・サニエ (「8人の女たち」)
チャールズ・ダンス
(「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」)

<スタッフ>
監督・脚本:フランソワ・オゾン
(「8人の女たち」)
製作:オリヴィエ・デルボス/マルク・ミソニエ

製作年:2003年/製作国:フランス
カラー/1時間43分

<採点>
70~77点

<ストーリー>
ある夏の日、イギリスの女流ミステリー作家サラは、出版社社長の薦めで彼の南仏の別荘に出かける。プール付きの明るい別荘で、創作に取り掛かろうとすると突然、社長の娘と名乗るジュリーが現れる。自由奔放に振る舞うジュリーに苛立ちながらも、その溢れる若さと美しさに、作家の性と本能を刺激され、彼女から目が離せないサラ。二人の関係が、反発から共鳴へ変わろうとした時、スイミング・プールで謎の殺人事件が起こる・・・。

<感想>
点数を付けるのが難しい映画です。ミステリーと思っていたけど、ちょっと違いますね。鑑賞後は「??」です。謎が最後に解けるってわけでもなく、余計に謎が深まるって感じです。こういった作品は、感想が難しいですね~。
一体どういう事なのか気になるけど、答えがない。
ガイ・ピアース主演の「メメント」を見たときと、似た感じ。口があんぐりです。ネットでついつい真相を検索したくなりますね。でも、はっきりと分からない。色々自分で考えてみる。好きな人は大好きな映画です。淡々と流れていくんですが、少し不思議な撮影方法が、美しい映像と混じあっていて、嫌味なく、ストレスなく見れると思います。
あと、リュディヴィーヌ・サニエの裸のシーンがたくさんあったけど、綺麗で見る価値ありですね~。「8人の女たち」では、少女という感じだったんですが、すっかり見違えました。女は変わるってやつですね。魅力的でセクシーで、びっくり!! 




とりあえず、僕なりの見解を書きます。ネタバレなので、見た人だけ見て欲しい。まだなのに、見てしまったら、全然面白くなくなっちゃうかもしれないからね。とにかく、ネタバレですので!
他のレビューを見てもそうだったけど、ジュリーはサラが作り上げた、理想の人物で、実際には存在しない。劇中にも、伏線はありますね。電話にでても、ツーツーだったり。うまくいかない恋に対して(出版社の男との恋)理想の自分を作り出したのかな?
それとも、いきずまった作家の、空想かな? その場合、空想していたのはジュリーだけで、喫茶店の店主は、実際に殺害していたと思います。それもこれも、いい小説を書くために。
そして、すべては、サラの出版社の男に対する、やきもちだったんじゃないかなと思いました。僕は最後の手を振り合っているシーンで、恐ろしくって寒気がしました。「いやー、サラ。あなた怖いよ」と。サラの表情は終始良かったですね。この映画は、狂った人間ってのが、1つのテーマになってると思いました。理想と現実の区別がつかないって脅威です。
考えても全然わからないのは、ジュリーのお腹の傷。それに、ジュリーの母親の話をした時の、庭師の娘の挙動不審ぶり。庭師の娘も想像なのかな?
ん~、、なんの為の傷だろう? サラのお腹には傷がなかったと思うし、ジュリーがサラの作りあげた人物なら、どこか矛盾してますよね。サラの母親がジュリーとか? 昔サラが母親を刺し殺して…無理やりですね。

と、なんだかんだいっても答えがないので、疑問や自分なりの答えは、後から後から湧いてきては、去っていくので、ここいらが限界です。何度か見てみるのもいいのかもしれませんね。
[PR]
by amaki_ichigo | 2005-03-21 07:03 | DVD